巨大市場 2014 9 6
巨大市場というと、中国を連想するでしょう。
それは、企業にとって巨大市場という意味でしょう。
しかし、宗教にとっても、中国は、巨大市場です。
中国の人口は、13億人を超えています。
急激な経済発展と貧富の格差。
不十分な社会保障。
公害などの社会不安。
まさに宗教が進出する最適な条件を、
中国は揃えていると言えるでしょう。
このような社会環境に最適な宗教は、
イスラム教でしょう。
イスラム教は、中東からアフリカに拡大しましたが、
今度は、中国でしょう。
中国におけるイスラム教徒は、多くて1億人とも、
少なくても2000万人とも言われます。
一方、中国におけるキリスト教徒は、
1億人を超えていると推定されます。
キリスト教とイスラム教は、
中東において、「文明の衝突」と言われる戦いを繰り広げてきましたが、
最終的な決戦の場は、中東ではなく、中国かもしれません。
中国の西半分がイスラム教、東半分がキリスト教では決着がつかないでしょう。
どちらかが中間点を越えて勝利を収めるでしょう。